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筆者の20年にわたる地道なフィールドワークの成果が記されています。遺跡を多面的に捉え事実を掘り下げる事により平和への意識が芽生えてきます。1996年時点での結果ですのでその後現在に至るまでに遺跡がどのような変遷を受けてきているか、気になるところですが、遺跡の調査に取り組む方の指針としても有用であると思われます。
筆者は語ります。「二十世紀の人類史で最大の苦渋は、戦争と原爆であったと思う。それはたんなる苦渋にとどまらず、ことの原爆は人類絶滅への道でもある。その道へすすむのも止めるのも、人間である。一人ひとりが真実を見つめ、勇断をもってふつうの言葉で訴え、体験者はその事実をやさしく語るなど、人々の英知をあつめることによって、その道へすすむことは阻止できると確信する。」
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